正答3
解説
正解は3です。
精神作用物質とは、アルコール、オピオイド、覚醒剤、睡眠薬など、脳に作用して精神機能に影響を与える物質です。
依存には、物質を強く求める精神依存と、物質が切れると離脱症状が出る身体依存があります。
【選択肢別解説】
1:× 精神作用物質による障害には、依存、酩酊、離脱、精神病性障害などさまざまな病態があります。
幻覚は一部の病態でみられるだけで、必ず起こるわけではありません。
2:× アルコールは、使い続けると同じ効果を得るのに必要な量が増える耐性を生じます。
耐性を生じないという記述は誤りです。
3:○ モルヒネなどのオピオイドは、精神依存に加えて強い身体依存を生じます。
中断すると、あくび、発汗、下痢、筋肉痛などの離脱症状が現れます。
4:× ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や鎮痛薬など、医薬品の乱用によるものも精神作用物質による精神障害に含まれます。
5:× 離脱症状は、物質を急に中止したり減量したりしたときに起こります。
急に摂取したときに起こるのは急性中毒です。
【ポイント】
身体依存を生じる代表はアルコール、オピオイド、ベンゾジアゼピン系薬です。
覚醒剤やコカインは精神依存が中心で、身体依存はほとんど生じないとされます。