正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
認知症の非薬物療法には、回想法、音楽療法、リアリティオリエンテーション、運動療法などがあります。
言語による内省や洞察を必要とする精神療法は、認知機能の低下した人には適しません。
【選択肢別解説】
1:○ 音楽療法は、歌ったり聴いたりすることで、気分の安定、発語や交流の促進、行動・心理症状の軽減を図る方法です。
認知症患者に広く行われています。
2:× 内観療法は、身近な人との関係について「してもらったこと」などを集中して振り返る精神療法です。
内省する力が必要で、主に神経症やアルコール依存症などが対象です。
3:× 森田療法は、不安をあるがままに受け入れて行動することを目指す精神療法です。
主に神経症(不安症)が対象で、認知症には適しません。
4:× 精神分析療法は、自由連想などで無意識の葛藤を明らかにし、洞察を促す精神療法です。
高い言語能力と洞察力が必要で、認知症には適しません。
5:○ リアリティオリエンテーションは、日時や場所、季節などの現実の情報を繰り返し伝えて、見当識の改善を図る方法です。
認知症患者に対して行われます。
【ポイント】
認知症の非薬物療法は「回想法」「音楽療法」「リアリティオリエンテーション」「運動療法」が代表的です。
内観療法と森田療法は、わが国で生まれた神経症などのための精神療法です。