正答2
解説
正解は2です。
橈骨遠位端骨折のリハビリテーションでは、固定中から浮腫と拘縮を予防し、手指や肩の機能を保つことが重要です。
【選択肢別解説】
1:× リハビリテーションはギプス固定中から開始します。
固定されていない手指・肘・肩の自動運動を早期から行い、拘縮や肩手症候群を防ぎます。
2:○ 骨折後は手部に浮腫が生じやすく、浮腫は手指の拘縮の原因になります。
就寝時も患肢を心臓より高く挙上するよう指導し、浮腫を予防します。
3:× 骨癒合後も骨の強度や筋力、可動域の回復には時間がかかります。
スポーツ復帰は、筋力や可動域の回復を確かめながら段階的に進めます。
4:× 橈骨の短縮や背屈変形を残して変形治癒すると、可動域制限、握力低下、尺骨突き上げ症候群などが起こり、機能回復に影響します。
5:× 高齢になるほど骨癒合や筋力・可動域の回復が遅れやすく、加齢は機能回復を遅らせる要因となります。
【ポイント】
橈骨遠位端骨折の作業療法は、固定中の浮腫管理(挙上・手指の自動運動)と隣接関節の拘縮予防が要点です。
変形治癒や高齢は予後不良因子として覚えておきましょう。