正答2
解説
正解は2です。
高次脳機能障害に対する代表的な訓練法と、その対象となる障害の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 遮断除去法は、障害されていない言語様式(復唱・音読など)で刺激を与えた直後に、障害された様式で反応させる失語症の訓練法です。
半側空間無視の訓練法ではありません。
2:○ 自己教示法は、課題の手順を自分に言い聞かせながら行動し、徐々に声に出さない内言で行動を調整できるようにする方法です。
行動の計画や制御が苦手な遂行機能障害の訓練に用いられます。
3:× 間隔伸張法は、覚える情報を思い出す間隔を少しずつ延ばしていく記憶障害の訓練法です。
注意障害の訓練法ではありません。
4:× 視覚走査法は、左端の目印を確認してから見落としなく左右を見渡す練習をする、半側空間無視の訓練法です。
記憶障害の訓練法ではありません。
5:× PQRST法は、文章を予習・質問・精読・要約・確認の5段階で読み、内容を記憶しやすくする記憶障害の訓練法です。
失語症の訓練法ではありません。
【ポイント】
半側空間無視は視覚走査法、遂行機能障害は自己教示法、注意障害は注意プロセス訓練(APT)、記憶障害は間隔伸張法・PQRST法・誤りなし学習、失語症は遮断除去法と整理しましょう。