正答4
解説
正解は4です。
骨は、表面の硬い皮質骨(緻密骨)と、内部の網目状の海綿骨からなります。
骨の構造と組成についての基本的な知識を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 皮質骨は、骨層板が同心円状に重なった骨単位(オステオン)が密に集まってできています。
骨梁(細い骨の柱)が網目状に組み合わさってできるのは海綿骨です。
2:× 幼児期の骨髄は、ほぼ全身で造血を行う赤色骨髄です。
加齢とともに四肢の長骨などから脂肪に置き換わり、黄色骨髄になります。
3:× 骨の外表面を覆う骨膜は、皮質骨の外側にあります。
骨の内部にある海綿骨の骨梁の表面は、骨内膜で覆われています。
4:○ 皮質骨には、血管や神経が通るHavers管が骨の長軸方向に走り、その周りを骨層板が同心円状に取り囲んでいます。
Havers管どうしは横走するVolkmann管でつながっています。
5:× プロテオグリカンは軟骨の基質に豊富に含まれ、軟骨の弾力を生み出します。
骨の基質の有機成分は主にⅠ型コラーゲンで、そこにリン酸カルシウムが沈着しています。
【ポイント】
皮質骨はHavers管を中心とする骨単位からなり、海綿骨は骨梁からなります。
造血は小児では全身の赤色骨髄で、成人では主に胸骨・椎骨・骨盤などの扁平骨や短骨で行われます。