正答4
解説
正解は4です。
心筋は骨格筋と同じ横紋筋ですが、意思で動かせない不随意筋で、自動能やギャップ結合による興奮の伝わり方など独自の性質をもちます。
【選択肢別解説】
1:× 心筋は横紋のある横紋筋です。
平滑筋ではありません。
2:× 心筋も1回の刺激で1回収縮する単収縮を生じます。
ただし不応期が長いため、骨格筋のように収縮が重なり合う強縮は起こりません。
3:× 心筋細胞どうしは介在板でつながり、そこにギャップ結合があります。
興奮がギャップ結合を通って隣の細胞へ次々に伝わるため、心臓全体がまとまって収縮できます。
4:○ 心筋は結合組織や弾性のあるタンパク質を多く含み、引き伸ばしたときの抵抗(静止張力)が骨格筋より大きくなります。
このため心臓は過度に引き伸ばされにくくなっています。
5:× 心室筋の活動電位はプラトー相をもち、持続時間は約200〜300 msecと長いです。
約5 msecは骨格筋の活動電位に近い値です。
【ポイント】
心筋の特徴は、横紋筋・不随意筋、介在板とギャップ結合、長い活動電位と不応期(強縮しない)、静止張力が大きい、の4点です。