正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
腕神経叢は外側神経束、内側神経束、後神経束の3つの神経束に分かれます。
後神経束からは腋窩神経と橈骨神経のほか、肩甲下神経と胸背神経が出ます。
後神経束が障害されると、これらの神経が支配する筋の筋力が低下します。
【選択肢別解説】
1:× 上腕二頭筋は、外側神経束から出る筋皮神経に支配されます。
後神経束の障害では筋力は低下しません。
2:○ 上腕三頭筋は、後神経束から出る橈骨神経に支配されます。
後神経束の障害で筋力が低下します。
3:× 大胸筋は、外側神経束と内側神経束から出る外側・内側胸筋神経に支配されます。
後神経束の障害では筋力は低下しません。
4:× 前鋸筋は、神経束になる前の神経根(C5〜C7)から直接出る長胸神経に支配されます。
後神経束の障害では筋力は低下しません。
5:○ 三角筋は、後神経束から出る腋窩神経に支配されます。
後神経束の障害で筋力が低下します。
【ポイント】
後神経束の枝は、腋窩神経(三角筋・小円筋)、橈骨神経(上腕三頭筋・伸筋群)、肩甲下神経(肩甲下筋・大円筋)、胸背神経(広背筋)です。
外側神経束は筋皮神経、内側神経束は尺骨神経を出し、正中神経は両方から作られます。