正答2
解説
正解は2です。
脂質は胆汁酸によって乳化・ミセル化され、膵リパーゼで分解されて小腸から吸収されます。
胆汁の生成と分泌、脂質を分解する酵素、吸収のしくみを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 胆汁は肝臓の肝細胞で生成されます。
胆囊は胆汁を貯えて濃縮する器官であり、生成はしません。
2:○ 胆汁酸は肝臓でコレステロールから合成されます。
コレステロールを体外へ排出する主要な経路でもあります。
3:× トリプシンは膵液に含まれる蛋白質分解酵素です。
トリグリセリド(中性脂肪)を分解するのは膵リパーゼです。
4:× Oddi括約筋が弛緩すると、胆汁は大十二指腸乳頭から十二指腸へ放出されます。
空腸ではありません。
5:× ミセル内の脂肪酸やモノグリセリドは、ミセルから離れて主に拡散によって小腸上皮細胞に取り込まれます。
輸送蛋白による取り込みが主な経路とはされていません。
【ポイント】
胆汁は「肝臓で生成・胆囊で濃縮・十二指腸へ分泌」です。
吸収された脂質は上皮細胞内でカイロミクロンとなり、リンパ管(乳び管)へ運ばれます。