正答3
解説
正解は3です。
関節可動域測定法(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会)での、股関節・膝関節・足関節の移動軸を問う問題です。
移動軸は、測定する運動で動く側の体節に沿った線です。
ここでは出題当時の基準で説明します。
【選択肢別解説】
1:× 股屈曲の移動軸は、下腿中央線ではなく大腿骨です。
大転子と大腿骨外顆の中心を結ぶ線を用います。
2:× 股内旋の移動軸は、大腿骨ではなく下腿中央線です。
膝を90°屈曲した座位などで、膝蓋骨中心から足関節内果・外果の中央を結ぶ線を用います。
3:○ 股外転の移動軸は大腿中央線です。
上前腸骨棘から膝蓋骨中心を結ぶ線を用い、組合せは正しいです。
4:× 膝屈曲の移動軸は、脛骨ではなく腓骨です。
腓骨頭と外果を結ぶ線を用います。
5:× 足底屈(足関節屈曲)の移動軸は、第1中足骨ではなく第5中足骨です。
基本軸は腓骨への垂直線です。
【ポイント】
股関節の内旋・外旋は下腿を動かして測るため、移動軸は下腿中央線になります。
膝関節は腓骨、足関節は第5中足骨と、外側の骨を使うことを押さえます。
なお、2022年4月の改訂後は、足関節の底屈・背屈の移動軸は足底面に変わりました。