正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
心不全では、心臓のポンプ機能が低下して、体液の貯留や心臓への負担の増大が起こります。
生活指導では、水分や塩分の過剰、急な血圧変動、心拍数の上昇を避けることが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 1日4Lの飲水は体液量を増やし、浮腫や肺うっ血を悪化させます。
心不全では、必要に応じて水分制限を行います。
2:× 食事の直後は消化のために内臓へ血流が集まります。
その時に入浴すると心臓への負担が大きくなるため、食後すぐの入浴は避けます。
3:× 44℃の熱い湯は、血圧の変動と心拍数の上昇を招き、心負荷が大きくなります。
入浴は40℃前後のぬるめの湯で短時間にします。
4:○ 寒さで皮膚が冷えると、末梢の血管が収縮して血圧が上がり、心臓の負担が増えます。
冬季に肌の露出を少なくして保温することは適切な指導です。
5:○ 塩分をとりすぎると体内に水分がたまり、心不全が悪化します。
1日の塩分摂取量を6g未満に制限することが勧められています。
【ポイント】
心不全の生活指導では、塩分制限、体重測定による体液貯留の早期発見、服薬の継続、適度な運動、寒冷や入浴の注意を組み合わせます。