正答4
解説
正解は4です。
亜急性期(回復期前期)は、急性期の激しい症状が落ち着き始めたものの、心身がまだ疲れやすく刺激に敏感な時期です。
作業療法は、安心できる環境で負担の少ない活動から始めます。
【選択肢別解説】
1:× 行動範囲を急に広げると、刺激が増えて疲労や症状の再燃を招きます。
行動範囲は段階的に広げます。
2:× この時期は体力や集中力が低下しています。
身体的負荷の低い活動から始めます。
3:× 妄想をその都度訂正すると、否定されたと感じて治療関係が損なわれます。
否定も肯定もせずに受け止めます。
4:○ 回復には段階があり、焦らなくてよいことを伝える心理教育は、患者の不安を和らげます。
回復の見通しを共有することは、この時期に適した関わりです。
5:× 対人交流が多い活動は刺激が強く、この時期には負担になります。
まずは個人で取り組める活動や、交流の少ない場を用意します。
【ポイント】
統合失調症の回復期前期は、休息と安心、生活リズムの回復、回復の見通しの共有が目標です。
対人交流や社会生活技能の訓練は、回復期後期に進めます。