正答3
解説
正解は3です。
脳卒中片麻痺の上肢機能訓練では、できる課題から始め、少しずつ難易度を上げていきます。
成功体験を重ねながら段階づけることが、運動学習を進める原則です。
【選択肢別解説】
1:× 巧緻運動は、粗大運動が安定してから可能になる高度な運動です。
運動は粗大運動から巧緻運動へと進めます。
2:× 速い運動は、正確に制御することが難しくなります。
運動速度は、遅いものから速いものへと上げていきます。
3:○ 単純な課題から始め、要素を加えて複雑な課題へ進めると、無理なく学習を重ねられます。
課題の段階づけの原則として適切です。
4:× 片麻痺の回復は、共同運動から分離運動へと進みます。
分離運動から共同運動へ戻す方向は、回復の流れと逆です。
5:× 長い課題は疲労を招き、動作の質が低下しやすくなります。
所要時間は、短いものから長いものへと延ばしていきます。
【ポイント】
段階づけの原則は「粗大から巧緻」「遅いから速い」「単純から複雑」「短時間から長時間」です。
片麻痺の回復過程は「共同運動から分離運動」と覚えましょう。