正答4
解説
正解は4です。
誤嚥性肺炎は、口の中の細菌を含む唾液や食物、逆流した胃の内容物が気管に入って起こる肺炎です。
対応の基本は、誤嚥と逆流を防ぐ姿勢、口腔ケア、早期からの離床です。
【選択肢別解説】
1:× 食事の直後に横になると、胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。
食後しばらくは、座位や上体を起こした姿勢で過ごします。
2:× 酸素投与中でも、状態が安定していれば離床を進めます。
安静を続けると、呼吸機能や嚥下機能の低下、廃用症候群を招きます。
3:× 絶飲食中は唾液の分泌が減り、口の中で細菌が増えやすくなります。
細菌を含む唾液の誤嚥を防ぐため、絶飲食中こそ口腔ケアが必要です。
4:○ 就寝中は、気づかないうちに唾液や胃の内容物を誤嚥しやすくなります。
ベッドの頭側を軽く挙げると逆流が起こりにくくなり、誤嚥の予防に有効です。
5:× 総エネルギー必要量は、基礎代謝量に活動量と病気によるストレスの程度を掛け合わせて算出します。
肺炎の重症度だけで決めるものではありません。
【ポイント】
誤嚥性肺炎の予防は「食後と就寝時の上体挙上」「口腔ケア」「嚥下機能の評価と食形態の調整」が柱です。
肺炎の治療中でも、可能な範囲で早期離床を進めましょう。