正答1
解説
正解は1です。
記憶は、保持する時間によって即時記憶、近時記憶、遠隔記憶に分けられます。
即時記憶は、聞いた情報をその場ですぐに再生する、数十秒程度の記憶です。
【選択肢別解説】
1:○ 数字の順唱は、検者が言った数字の列をすぐにそのまま繰り返してもらう課題です。
間をおかずに再生させるため、即時記憶を評価します。
2:× 以前の社会的な事件は、何年も前に記憶した出来事です。
遠隔記憶の評価に用います。
3:× 結婚した年齢は、本人の過去の生活史に関する情報です。
遠隔記憶の評価に用います。
4:× 昨夜の夕食のおかずは、数時間から1日前の出来事です。
近時記憶の評価に用います。
5:× いったん覚えた言葉を、別の課題をはさんで数分後に思い出してもらう課題です。
即時記憶の範囲を超えるため、近時記憶の評価に用います。
【ポイント】
即時記憶は数字の順唱、近時記憶は3つの言葉の遅延再生や最近の出来事、遠隔記憶は昔の出来事で評価します。
Alzheimer 型認知症では近時記憶が早期から障害されます。