正答4
解説
正解は4です。
統合失調症の回復段階のうち、回復期前期の作業療法の目的を問う問題です。
回復期前期は、急性期を脱して現実感が少し戻り始めた時期です。
この時期は、身体を動かして身体感覚を取り戻すことと、基本的な生活リズムを整えることが目的になります。
【選択肢別解説】
1:× 休息の援助は、急性期から亜急性期の作業療法の目的です。
刺激を減らして心身を休ませる段階です。
2:× 現実への移行準備は、回復期後期の目的です。
退院や社会参加に向けて、具体的な生活の準備を進めます。
3:× 社会生活リズムの習得は、回復期後期の目的です。
回復期前期は、まず睡眠や食事などの基本的な生活リズムを整えます。
4:○ 回復期前期は、軽い運動や簡単な作業で身体を動かし、身体感覚や現実感を取り戻すことが中心です。
身体感覚の回復はこの時期の目的に当たります。
5:× 対人交流技能の改善・習得は、回復期後期の目的です。
病状が安定し、集団活動に参加できるようになってから取り組みます。
【ポイント】
統合失調症の作業療法の目的は、急性期は休息、回復期前期は身体感覚と基本的生活リズムの回復、回復期後期は社会生活技能と現実への移行準備、維持期は生活の維持と再発予防と整理します。