正答1
解説
正解は1です。
聴理解と読解は良好で、復唱だけが目立って障害されています。
仮名は音を1文字ずつ文字に変える必要があるため、音韻の処理が苦手だと漢字より書きにくくなります。
【選択肢別解説】
1:○ 伝導失語は、弓状束を含む縁上回付近の損傷で起こります。
理解は良好で、復唱障害と音韻性錯語が特徴であり、仮名の書字も障害されやすいです。
2:× 感覚性(Wernicke)失語は言語理解の障害が中心です。
聴理解が良好な本例とは合いません。
3:× 失名詞失語は物の名前が出にくい喚語困難が中心で、復唱は保たれます。
4:× 超皮質性運動失語は発話の開始が乏しくなりますが、復唱は保たれます。
5:× 超皮質性感覚失語は理解が障害されますが、復唱は保たれます。
【ポイント】
「超皮質性」と名のつく失語は復唱が保たれます。
復唱だけが目立って悪ければ伝導失語を考えます。