正答4
解説
正解は4です。
二分脊椎は胎生期に脊椎の椎弓が閉じず、脊髄や髄膜が障害される先天異常です。
麻痺の高さで下肢・膀胱直腸の障害の程度が決まります。
【選択肢別解説】
1:× 二分脊椎は腰仙部に多く、障害は下肢と膀胱直腸が中心です。
上肢障害の合併は多くありません。
2:× 好発部位は腰仙部で、胸椎部は少数です。
3:× 脊髄髄膜瘤は脊髄そのものが脱出するため、下肢の麻痺や感覚障害が必ず出ます。
4:○ Hoffer の分類は、移動能力を4段階で評価します。
地域内歩行、家庭内歩行、訓練時のみ歩行、歩行不能に分け、二分脊椎の評価に用います。
5:× 脊髄係留症候群は、成長に伴い脊髄が下へ引っ張られて起こります。
身長が伸びる学童期から思春期に多く、2〜3歳が好発年齢ではありません。
【ポイント】
二分脊椎の移動能力は Hoffer の分類、麻痺の高さは Sharrard の分類で評価します。