正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
アルコール依存症の治療目標は断酒の継続です。
本人の治療に加え、家族への支援と自助グループへの参加が回復を支えます。
【選択肢別解説】
1:× 抗酒薬は飲酒すると不快な反応を起こし、断酒を補助する薬です。
治療の中心は心理社会的治療で、抗酒薬は補助的な位置づけです。
2:× アルコール依存症は飲酒行動の問題をもとに診断します。
脳波検査は診断に必須ではありません。
3:○ 家族が本人の飲酒の後始末を引き受け続ける共依存は、飲酒の継続を支えてしまいます。
家族に働きかけて関係を見直すことが回復に役立ちます。
4:○ 断酒会や AA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループは、仲間と体験を語り合う場です。
断酒の継続に有効であることが示されています。
5:× 肝硬変や膵炎などの重い身体合併症は命に関わります。
依存症の改善を待たず、並行して治療します。
【ポイント】
アルコール依存症の回復の柱は「断酒」「自助グループ」「家族支援」です。
抗酒薬(シアナミド・ジスルフィラム)は補助として使います。