正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
広範囲熱傷の急性期は、血管の透過性が高まり、血漿成分が血管の外へ大量に漏れ出します。
循環血液量が急に減るため、熱傷性ショックの予防が最優先になります。
【選択肢別解説】
1:× 強いストレスでカテコールアミンやコルチゾールが増え、血糖値が上がります。
2:× 血管の透過性が高まるため、熱傷部位だけでなく全身に浮腫が生じます。
3:○ 急性期には循環血液量の減少を補うため、大量の輸液を行います。
輸液を制限すると熱傷性ショックや腎不全を招くため誤りです。
4:× 熱傷後は代謝が大きく高まり、基礎代謝量は増加します。
5:× 体の蛋白質が分解される異化が進むため、高エネルギー・高蛋白の栄養療法を行います。
【ポイント】
熱傷急性期は「大量輸液」「高エネルギー・高蛋白の栄養」が基本です。
作業療法では早期から良肢位の保持と拘縮予防のスプリントを用います。