正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
Danielsらの徒手筋力テスト(新・徒手筋力検査法)で、段階2の検査肢位を問う問題です。
段階2は、重力の影響を除いた肢位で全可動域を動かせるかを判定します。
そのため多くの検査では、運動が床と平行な水平面で行われるような肢位をとります。
【選択肢別解説】
1:○ 肩甲骨挙上の段階2は、腹臥位で行います。
腹臥位では肩甲骨の挙上が重力の影響を受けない方向の運動になるため、重力を除いた検査になります。
2:× 肩屈曲の段階2は、検査側を上にした側臥位で行います。
側臥位では、肩の屈曲が床と平行な面での運動になり、重力の影響を除けます。
3:× 肘伸展の段階2は、座位で肩関節を90°外転位にして上腕を支え、水平面で肘を伸ばして行います。
側臥位ではありません。
4:○ 股外転の段階2は、背臥位で行います。
背臥位では、股関節の外転が床と平行な面での運動になり、重力の影響を除けます。
5:× 膝伸展の段階2は、側臥位で行います。
側臥位では膝の伸展が床と平行な面での運動になりますが、腹臥位では重力の影響を除けません。
【ポイント】
段階2は「重力を除いて全可動域」、段階3は「重力に抗して全可動域」です。
段階2の肢位は、検査する運動が床と平行な面で起こるように選ぶと考えると整理しやすくなります。