正答2
解説
正解は2です。
正常歩行の歩行周期と、重心や骨盤の動きを問う問題です。
歩行周期は立脚相と遊脚相に分けられ、伝統的な区分では立脚相の前半を抑制期、後半を推進期、遊脚相を加速期・遊脚中期・減速期に分けます。
【選択肢別解説】
1:× 立脚相の後半は、身体を前に押し出す推進期です。
抑制期は、踵接地から立脚中期までの立脚相の前半を指します。
2:○ 重心は、片脚で体重を支える立脚中期に、支持脚側へ最も大きく移動します。
同じ時期に重心は最も高い位置にもなります。
3:× 前額面では、遊脚側の骨盤はわずかに下方へ傾斜します。
上方へ傾斜するのではありません。
4:× 歩行速度が速くなると、立脚相が短くなり、遊脚相の比率は高くなります。
同時に両脚支持期は短くなります。
5:× 遊脚相で下肢が体幹の後方にある時期は、加速期です。
減速期は、遊脚相の後半で下肢が体幹の前方にあり、踵接地に向けて振り出しを減速する時期です。
【ポイント】
正常歩行では、重心は立脚中期で最も高く、両脚支持期で最も低くなります。
左右への移動は立脚中期で最大になり、その幅は数cm程度です。