正答1
解説
正解は1です。
加齢に伴う身体の変化を問う問題です。
加齢では多くの機能が低下しますが、量が増えたり反応が強まったりするものもあります。
【選択肢別解説】
1:○ 骨塩量は、30〜40歳代ころを最大として、加齢とともに低下します。
女性では閉経後にエストロゲンが減るため、低下が加速します。
2:× 加齢により肺の弾性が低下し、息を吐き切ることが難しくなるため、肺残気量は増加します。
低下ではありません。
3:× 加齢により免疫の調節がうまく働かなくなり、自己抗体はむしろ作られやすくなります。
自己抗体形成は低下しません。
4:× 加齢により血管の壁が硬くなるため、末梢血管抵抗は上昇します。
高齢者で収縮期血圧が上がりやすいのはこのためです。
5:× 加齢に伴い、慢性的に軽い炎症が続く状態となり、炎症性サイトカインは増加します。
低下ではありません。
【ポイント】
加齢で低下するものは、骨塩量、筋量、肺活量、腎機能、最大酸素摂取量などです。
加齢で増加するものは、残気量、末梢血管抵抗、収縮期血圧などと整理します。