正答3
解説
正解は3です。
心筋は、骨格筋と同じ横紋をもつ一方で、自律的に興奮して収縮するという平滑筋に似た性質ももつ特殊な筋です。
【選択肢別解説】
1:× 心筋は、顕微鏡で横縞が見える横紋筋です。
平滑筋ではありません。
2:× 心筋細胞は、原則として核を1〜2個もつ細胞です。
多数の核をもつ多核の細胞は骨格筋線維です。
3:○ 心筋細胞は介在板で互いに結合し、そこにあるギャップ結合を通して電気的な興奮が隣の細胞へすばやく伝わります。
そのため心臓全体が同期して収縮できます。
4:× 心筋はミトコンドリアが豊富で、ATPのほとんどを酸素を使う好気的な代謝でつくります。
嫌気性の代謝に頼る筋ではありません。
5:× 心筋の収縮は、洞結節から始まる刺激伝導系の自律的な興奮によって起こります。
運動神経の支配は受けず、自律神経は心拍数や収縮力を調節するだけです。
【ポイント】
骨格筋は横紋筋・多核・随意筋、心筋は横紋筋・単核・不随意筋、平滑筋は横紋なし・単核・不随意筋と整理します。