正答4
解説
正解は4です。
記憶は、保持される時間の長さによって、即時記憶、近時記憶、遠隔記憶に分けられます。
数字の順唱は、聞いた数字をすぐにそのまま繰り返す課題です。
【選択肢別解説】
1:× 遠隔記憶は、数週間から数十年前の出来事についての記憶です。
生い立ちや昔の出来事を尋ねて評価します。
2:× 近時記憶は、数分から数日前の出来事についての記憶です。
覚えた単語を数分後に思い出させる遅延再生などで評価します。
3:× 作動記憶(ワーキングメモリー)は、情報を一時的に保持しながら操作する機能です。
数字を逆順に言う逆唱で評価するのが一般的で、単純な順唱だけでは評価しにくい機能です。
4:○ 即時記憶は、情報を受け取ってすぐに再生する、数秒から1分程度の記憶です。
数字の順唱は、聞いた数字を直後に繰り返すため、即時記憶の代表的な評価法です。
5:× 手続き記憶は、自転車の乗り方など、体で覚えた技能の記憶です。
数字の順唱では評価できません。
【ポイント】
数字の順唱は即時記憶(注意の範囲)、逆唱は作動記憶の評価に用いられます。
健常成人の順唱の範囲はおよそ7±2桁とされます。