正答1
解説
正解は1です。
精神障害者の訪問支援の場面で、心理的・社会的・職業的機能を全体として評価する尺度を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ GAF(Global Assessment of Functioning:機能の全体的評定尺度)は、心理的・社会的・職業的機能を1〜100点の1つの尺度で評価します。
評価者が全体の機能水準を短時間で評定でき、訪問支援の場面でも使いやすい尺度です。
2:× OSA(Occupational Self Assessment:作業に関する自己評価)は、人間作業モデルに基づき、本人が自分の作業の有能性と価値を評価するものです。
心理的・社会的・職業的機能を総合的に評価する尺度ではありません。
3:× Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)は、主に長期入院患者の逸脱行動と全般的行動を病棟などで観察して評価する尺度です。
4:× 作業質問紙は、1日の活動を時間ごとに記録し、それぞれの活動への価値・興味・有能感を評価するものです。
5:× 一般性自己効力感尺度は、物事をうまく行えるという自信の程度を測る尺度です。
機能水準を評価するものではありません。
【ポイント】
GAFはDSM-Ⅳで用いられた全体的機能の評価尺度で、点数が高いほど機能が良好です。
人間作業モデルに基づく評価(OSA・作業質問紙・意志質問紙など)とは目的が違う点を区別します。