正答1
解説
正解は1です。
反射は、受容器、求心路、反射中枢、遠心路、効果器からなる反射弓で起こります。
各反射の中枢、経路、シナプスの数が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 腹壁反射は腹部の皮膚をこすると腹筋が収縮する表在反射です。
反射中枢は胸髄(T6〜T12付近)にあり、脊髄が中枢という記述は正しいといえます。
2:× 咬筋反射(下顎反射)の求心路と遠心路は、いずれも脳神経である三叉神経(下顎神経)です。
脊髄神経ではありません。
3:× 屈曲反射は皮膚への侵害刺激で起こり、求心路はⅢ群(Aδ)・Ⅳ群(C)線維などの細い線維です。
Ia群線維は筋紡錘からの線維で、伸張反射の求心路です。
4:× アキレス腱反射は伸張反射であり、Ia群線維と運動ニューロンが1回だけシナプスする単シナプス反射です。
【ポイント】
深部(腱)反射は伸張反射で単シナプス、屈曲反射などの表在・侵害反射は多シナプスです。
下顎反射は三叉神経、上腕二頭筋反射はC5〜C6、膝蓋腱反射はL2〜L4、アキレス腱反射はS1が中心と覚えましょう。