正答1
解説
正解は1です。
生体の調節に関わる学説の名前と、その定義を対応させる問題です。
内部環境を一定に保つという考え方は、ベルナールの「内部環境」の概念をもとにキャノンが提唱したものです。
【選択肢別解説】
1:○ ホメオスタシス(生体恒常性)は、キャノンが提唱した概念です。
体温や血液の成分などの内部環境が、神経やホルモンによる調節でほぼ一定に保たれることを指します。
記述の定義に一致します。
2:× 圧自律神経反射は、皮膚への圧迫刺激が自律神経の働きを変える反射です。
体の片側を圧迫すると、圧迫側の発汗が減り反対側の発汗が増える現象が代表例で、定義とは異なります。
3:× 汎適応症候群は、セリエが提唱したストレス学説です。
さまざまなストレッサーに対して、警告反応期、抵抗期、疲憊期という共通の反応が起こることを指します。
4:× サイバネティックスは、ウィーナーが提唱した学問です。
生物と機械に共通する制御と通信の仕組みを扱うもので、フィードバックの考え方が中心です。
【ポイント】
ホメオスタシスはキャノン、汎適応症候群はセリエ、サイバネティックスはウィーナーと、提唱者とセットで覚えます。
鍼灸の効果は、乱れたホメオスタシスを整える働きとして説明されることが多いです。