正答2
解説
正解は2です。
代表的な精神疾患の特徴的な症状を問う問題です。
疾患ごとに「中心となる症状は何か」を整理しておくと判断できます。
【選択肢別解説】
1:× 統合失調症は脳の器質的疾患ではなく、内因性の精神障害に分類されます。
脳に明らかな病変がないことが前提で、器質的な病変によるものは器質性精神障害と呼びます。
2:○ 認知症では夜間せん妄が起こりやすいです。
夕方から夜にかけて意識が混濁し、興奮・幻覚・徘徊などが出現します。
脳の予備能力が低いため、環境の変化や脱水なども誘因になります。
3:× うつ病では通常、見当識障害は起こりません。
見当識障害は意識障害や認知症でみられる症状です。
うつ病の中心症状は抑うつ気分と意欲の低下です。
4:× 適応障害の主症状は幻聴ではありません。
ストレスに反応して起こる抑うつ気分・不安・行動の変化が中心です。
幻聴は統合失調症に特徴的な症状です。
【ポイント】
せん妄は意識障害の一種で、夜間に悪化しやすい点が特徴です。
認知症との違いは「急に発症し、症状が日内で変動する」ことです。