正答2
解説
正解は2です。
解糖は、グルコースをピルビン酸まで分解してエネルギーを取り出す代謝経路です。
起こる場所、酸素の要否、ATPの産生量を、クエン酸回路や電子伝達系と比べて理解します。
【選択肢別解説】
1:× 解糖は酸素を必要としません。
酸素がない状態でも進むため、激しい運動時の筋でもATPをつくれます。
酸素がないとピルビン酸は乳酸になります。
2:○ 解糖は細胞質(サイトゾル)で行われます。
一方、クエン酸回路と電子伝達系はミトコンドリアで行われます。
3:× クエン酸は解糖ではなく、ミトコンドリアのクエン酸回路で生成されます。
アセチルCoAとオキサロ酢酸が結合してクエン酸になります。
4:× 解糖のATP産生能は電子伝達系より低いです。
解糖ではグルコース1分子あたり正味2分子のATPしか得られず、ATPの大部分は電子伝達系でつくられます。
【ポイント】
解糖は「細胞質・酸素不要・ATPは少ない」、電子伝達系は「ミトコンドリア・酸素必要・ATPが多い」と対比して覚えます。
赤血球はミトコンドリアを持たないため、解糖だけでATPを得ています。