正答4
解説
正解は4です。
脊髄神経が皮膚のどの範囲の感覚を担当するか(皮膚分節、デルマトーム)を問う問題です。
体表の目印となる高さを覚えておくと判断できます。
【選択肢別解説】
1:× 後頭部の感覚は第4頸神経ではなく、主に第2頸神経(大後頭神経)が担います。
第4頸神経は肩の上部から鎖骨のあたりを担当します。
2:× 第4胸神経は肩甲骨下角ではなく、乳頭の高さを担当します。
肩甲骨下角はおよそ第7胸神経の高さにあたります。
3:× 第4腰神経は下腿外側ではなく、下腿の内側を担当します。
下腿外側から足背は第5腰神経の領域です。
4:○ 第4仙骨神経は肛門周囲の感覚を担当します。
第3〜第5仙骨神経の領域は会陰から肛門の周りにあたり、サドル(鞍)状の範囲になります。
【ポイント】
体表の目印は「乳頭がT4、剣状突起がT6、臍がT10、鼠径部がL1」です。
馬尾症候群では肛門周囲のサドル型の感覚障害と膀胱直腸障害がみられます。