正答3
解説
本問は採点除外(公式発表により複数正解:3又は4)です。
気管支喘息では、気道が狭くなることで呼気時に連続性の副雑音(連続性ラ音)が聞こえます。
連続性ラ音には高い音の笛音と低い音のいびき音があり、喘息ではどちらも聴取されます。
設問は一つを選ばせる形でしたが、両方とも喘息の聴診所見として正しいため、公式は3と4をともに正解としました。
【選択肢別解説】
1:× 捻髪音は喘息ではなく、間質性肺炎や肺線維症でみられる細かい断続性ラ音です。
吸気の終わりに「パリパリ」と聞こえます。
2:× 水泡音は喘息ではなく、肺水腫や肺炎などで気道に液体がたまったときに聞こえる粗い断続性ラ音です。
「ブツブツ」と聞こえます。
3:○ 笛音(ウィーズ)は細い気道が狭くなって出る高い音の連続性ラ音です。
気管支喘息の発作時に呼気で聞こえる代表的な所見です。
4:○ いびき音(ロンカイ)は太めの気道が狭くなったり痰がたまったりして出る低い音の連続性ラ音です。
喘息でも気道の狭窄や分泌物の増加で聴取されます。
【ポイント】
連続性ラ音は笛音といびき音、断続性ラ音は捻髪音と水泡音と分類します。
「連続性は気道の狭窄、断続性は閉じた気道が開く音や液体の泡」と原因で覚えます。