正答3
解説
正解は3です。
狭心症は、冠動脈の狭窄や攣縮によって心筋が一時的に酸素不足(虚血)になる病気です。
心筋が壊死する心筋梗塞とは異なり、発作が治まれば心筋の働きは元に戻ります。
【選択肢別解説】
1:× 異型狭心症は日中ではなく、夜間から早朝の安静時に起こりやすいです。
冠動脈が一時的にけいれんして縮む(冠攣縮)ことが原因です。
2:× 内膜の亀裂に血液が流れ込むのは狭心症ではなく、大動脈解離の仕組みです。
狭心痛は冠動脈の血流が足りず心筋が虚血になることで起こります。
3:○ 狭心症では、発作がないときの心エコー検査で心臓の動きは正常です。
心筋は壊死していないため、安静時には壁の動きに異常が現れません。
4:× 発作時の治療には抗血小板薬ではなく、硝酸薬(ニトログリセリンの舌下投与)を使います。
抗血小板薬は血栓を防いで心筋梗塞を予防するために、ふだんから飲む薬です。
【ポイント】
狭心症の痛みは数分から15分程度で治まり、ニトログリセリンが効きます。
30分以上続き、ニトログリセリンが効かない胸痛は心筋梗塞を疑います。