正答1
解説
正解は1です。
奇経八脈は、十二経脈の間を連絡し、気血の量を調節する経脈です。
各奇経の働きを、名前の意味(督は統べる、帯は束ねる、維はつなぐ、蹻は足の運動)とあわせて覚えます。
【選択肢別解説】
1:○ 陽蹻脈は、下肢の外側から体幹の側面を上って目に至る経脈です。
陰蹻脈と対になって体の左右の陰陽を調節し、下肢の陰経と陽経の協調に関わって下肢の運動を円滑にします。
眼瞼の開閉にも関与します。
2:× 陽維脈は、下肢と体幹の陰陽の協調ではなく、全身の陽経を連絡(維絡)する経脈です。
体表の陽の部分を主ります。
3:× 帯脈は、腰を帯のように一周する経脈で、縦に走る経脈を束ねる働きをします。
下肢の陰経と陽経の協調ではありません。
4:× 督脈は、背部の正中を上る経脈で、全身の陽経を統率して「陽脈の海」と呼ばれます。
下肢の陰陽の協調は主な働きではありません。
【ポイント】
陰蹻脈・陽蹻脈は「下肢の運動と眼瞼の開閉」、陰維脈・陽維脈は「陰経どうし・陽経どうしの連絡」と整理します。
任脈は「陰脈の海」、督脈は「陽脈の海」、衝脈は「十二経脈の海(血海)」と呼ばれます。