正答3
解説
正解は3です。
内頭蓋底の区分(前・中・後頭蓋窩)と、それぞれにある構造を問う問題です。
中頭蓋窩は主に蝶形骨と側頭骨、後頭蓋窩は主に後頭骨と側頭骨錐体の後面でつくられます。
【選択肢別解説】
1:× 下垂体窩は蝶形骨体の上面のくぼみ(トルコ鞍)にあります。
後頭蓋窩ではなく中頭蓋窩の構造です。
2:× 棘孔は蝶形骨大翼にあり、中硬膜動脈が通ります。
後頭蓋窩ではなく中頭蓋窩の構造です。
3:○ 斜台は蝶形骨体の後部と後頭骨底部がつくる斜面です。
大後頭孔に向かって下る後頭蓋窩の前壁をなし、橋や延髄がこの上に乗ります。
4:× 正円孔は蝶形骨大翼にあり、上顎神経が通ります。
後頭蓋窩ではなく中頭蓋窩の構造です。
【ポイント】
後頭蓋窩には斜台、大後頭孔、内耳孔、頸静脈孔、舌下神経管があります。
中頭蓋窩の孔は「正円孔・卵円孔・棘孔」の順に前内側から並ぶと覚えましょう。