正答1
解説
正解は1です。
肺癌の組織型と発生部位の関係を問う問題です。
症例文の「67歳の女性」と「右上肺野の末梢側に2cm大の結節影」が組織型を推定する手がかりです。
【選択肢別解説】
1:○ 腺癌は肺の末梢に発生しやすい組織型です。
肺癌の中で最も頻度が高く、女性や非喫煙者にも多いため、本症例に最もよく合います。
2:× 小細胞癌は肺門部(中枢側)に発生しやすい組織型です。
喫煙との関連が強く、進行が速いことも特徴です。
3:× 大細胞癌は末梢に発生することもありますが、肺癌全体に占める割合は小さいです。
最も可能性が高い組織型とはいえません。
4:× 扁平上皮癌は肺門部(中枢側)に発生しやすい組織型です。
喫煙との関連が強く、男性に多くみられます。
【ポイント】
肺癌は「末梢型=腺癌」「中枢型=扁平上皮癌・小細胞癌」と覚えます。
小細胞癌は化学療法の効果が高い一方、転移しやすいことも頻出です。