正答2
解説
正解は2です。
舌診で、気虚と陰虚が同時にある気陰両虚の所見を問う問題です。
舌苔は胃気によって生じるため、気と陰液が損なわれると舌苔が十分に生じなくなります。
【選択肢別解説】
1:× 舌体が腫れて大きい(胖大舌)のは、脾気虚や陽虚で水湿が停滞している所見です。
陰液が不足する気陰両虚では、舌体はむしろ痩せて小さくなりやすいです。
2:○ 舌苔が剥がれ落ちた状態(剥落苔)は、胃気と胃陰がともに損なわれた所見です。
気と陰がともに不足する気陰両虚でみられます。
3:× 舌の色が青紫色なのは、瘀血や寒凝で血の流れが滞っている所見です。
気陰両虚の所見ではありません。
4:× 舌下静脈の怒張は、瘀血を示す代表的な所見です。
気陰両虚の所見ではありません。
【ポイント】
剥落苔や少苔・無苔は陰液の不足、特に胃陰の損傷を示します。
胖大舌は湿、青紫舌と舌下静脈怒張は瘀血と対応させて覚えましょう。