正答1
解説
正解は1です。
感染症法に定められた感染症の重症度、特に致命率(致死率)を比べる問題です。
一類感染症は、感染力と重篤性が最も高い感染症として位置づけられています。
【選択肢別解説】
1:○ エボラ出血熱は一類感染症で、選択肢の中で致命率が最も高い感染症です。
流行によって異なりますが、致命率は数十%に及び、高い場合は9割近くに達します。
2:× 中東呼吸器症候群(MERS)は二類感染症です。
致命率は約35%と報告されており高いものの、エボラ出血熱ほどではありません。
3:× 腸管出血性大腸菌感染症は三類感染症です。
溶血性尿毒症症候群を合併すると重症化しますが、全体としての致命率は低い感染症です。
4:× デング熱は四類感染症です。
多くは自然に回復し、致命率は重症型を除いて低い感染症です。
【ポイント】
一類感染症にはエボラ出血熱・クリミア・コンゴ出血熱・痘そう・ペスト・マールブルグ病・ラッサ熱・南米出血熱があります。
一〜三類は感染力と重篤性から見た危険性の高い順に分けられています。
ただし四類・五類は対策の方法による分類で、致命率の順ではありません。
たとえば四類の狂犬病は、発症するとほぼ全例が死亡します。