正答2
解説
正解は2です。
脊髄の下端(脊髄円錐)が、成人でどの高さにあるかを問う問題です。
脊柱の成長に脊髄の成長が追いつかないため、脊髄の下端は脊柱管の下端より高い位置にあります。
【選択肢別解説】
1:× 第11胸椎では高すぎます。
成人の脊髄円錐は、これより下の第1〜2腰椎の高さにあります。
2:○ 成人の脊髄円錐は、おおよそ第1〜第2腰椎の高さにあります。
それより下では、脊髄神経の根が馬の尾のように束になった馬尾が下行します。
3:× 第4腰椎では低すぎます。
この高さには脊髄はなく馬尾のみがあるため、腰椎穿刺は第3〜4腰椎間などで行われます。
4:× 仙骨の高さには脊髄円錐はありません。
脊髄を包む硬膜の袋の下端が、第2仙椎付近にあります。
【ポイント】
脊髄円錐は成人で第1〜2腰椎、新生児ではそれより低い第3腰椎付近にあります。
左右の腸骨稜の最高点を結ぶヤコビー線は、第4腰椎の棘突起付近を通ります。