正答2
解説
正解は2です。
化膿性炎症は、好中球が大量に集まって膿をつくる炎症です。
膿をつくりやすい化膿菌が起炎菌となります。
【選択肢別解説】
1:× 結核菌は、化膿性炎症ではなく肉芽腫性炎症(特異性炎)を起こします。
類上皮細胞やラングハンス巨細胞からなる肉芽腫と、乾酪壊死が特徴です。
2:○ ブドウ球菌は、代表的な化膿菌です。
特に黄色ブドウ球菌は、せつ・よう・膿瘍などの化膿性炎症を起こします。
3:× ジフテリア菌は、化膿性炎症ではなく偽膜性炎(線維素性炎の一つ)を起こします。
咽頭などに灰白色の偽膜をつくり、外毒素による心筋炎や神経麻痺を起こします。
4:× コレラ菌は、化膿性炎症ではなく、毒素による激しい水様性下痢を起こします。
コレラ毒素が腸の上皮から水分を分泌させるもので、腸に強い炎症はほとんど起こりません。
【ポイント】
化膿菌の代表はブドウ球菌・レンサ球菌・肺炎球菌・淋菌です。
特異性炎(肉芽腫)を起こす代表は結核・梅毒・ハンセン病です。