正答3
解説
正解は3です。
排尿障害を評価するとき、どの検査から始めるかを問う問題です。
検査は、体への負担が少なく、得られる情報が多いものから行うのが原則です。
【選択肢別解説】
1:× 神経伝導検査は、末梢神経の障害を調べる検査です。
神経因性膀胱が疑われる場合などに必要に応じて行うもので、初めに行う検査ではありません。
2:× 膀胱内視鏡検査は、尿道から内視鏡を入れる侵襲的な検査です。
腫瘍や結石の詳しい評価が必要な場合に行うもので、初めに行う検査ではありません。
3:○ 腹部超音波検査は、体への負担がなく、繰り返し行えます。
排尿後の残尿量、膀胱の壁や結石、前立腺の大きさ、水腎症の有無などを一度に評価できるため、初めに行います。
4:× 腹部エックス線検査は、結石の確認などに用いますが、放射線被曝があります。
残尿量や前立腺の大きさは評価できず、初めに行う検査としては超音波検査が優先されます。
【ポイント】
排尿障害の初期評価は、問診、尿検査、超音波検査による残尿測定が基本です。