正答2
解説
正解は2です。
奇恒の腑と六腑、五行の相剋関係を組み合わせて考える問題です。
まず六腑に属する奇恒の腑を特定し、次にその腑が剋する腑を求めます。
【解き方】
奇恒の腑は脳・髄・骨・脈・胆・女子胞で、このうち六腑にも属するのは胆です。
胆は五行の木に属し、木は土を剋します(木剋土)。
土に属する腑は胃なので、答えは胃の生理作用です。
【選択肢別解説】
1:× 貯尿を主るのは、胃ではなく膀胱です。
膀胱は水に属し、尿を貯めて排出します。
2:○ 受納を主るのは胃です。
胃は飲食物を受け入れて消化(腐熟)する働きをもち、胆が剋する腑の生理作用として正しい内容です。
3:× 決断を主るのは、胃ではなく胆自身です。
胆は中正の官とされ、決断を主ります。
4:× 昇清を主るのは、腑である胃ではなく臓である脾です。
脾は水穀の精微を上の肺へ運び上げ、胃は反対に降濁を主ります。
【ポイント】
胆は六腑でありながら精汁(胆汁)を蔵するため、奇恒の腑にも数えられます。
胃は受納と腐熟を主り、降濁を担います。