正答4
解説
正解は4です。
高齢者の評価法には、日常生活動作(ADL)、認知機能、気分、主観的幸福感などを測るものがあります。
この問題は、評価法の名称と評価する内容の対応を問うています。
【選択肢別解説】
1:× バーセルインデックス(Barthel Index)は認知症ではなく、ADLの評価法です。
食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、更衣、排便、排尿の10項目を100点満点で評価します。
2:× 改訂PGCモラールスケールは歩行機能ではなく、高齢者の主観的幸福感を評価する尺度です。
老いに対する態度や心理的な安定などを質問で調べます。
3:× MMSE(Mini-Mental State Examination)はADLではなく、認知機能の評価法です。
見当識、記憶、計算、言語などを30点満点で評価し、認知症のスクリーニングに用います。
4:○ ハミルトン評価尺度は、抑うつ状態の重症度を評価する尺度です。
面接によって抑うつ気分、不眠、不安、身体症状などを点数化します。
【ポイント】
ADLはバーセルインデックスやFIM(機能的自立度評価法)、認知機能はMMSEや改訂長谷川式簡易知能評価スケールと整理します。
抑うつの評価にはハミルトン評価尺度のほか、高齢者用うつ尺度(GDS)もよく出題されます。