正答4
解説
正解は4です。
頭頸部の筋について、支配神経・作用・停止・形成する構造を問う問題です。
外頸部の三角(頸三角)の境界も重要な知識です。
【選択肢別解説】
1:× 上眼瞼挙筋は顔面神経ではなく動眼神経に支配されます。
眼瞼を閉じる眼輪筋が顔面神経支配です。
2:× 外側翼突筋は下顎骨を挙上するのではなく、前方へ引き出して口を開く方向に働きます。
下顎を挙上するのは咬筋・側頭筋・内側翼突筋です。
3:× 前斜角筋は第2肋骨ではなく第1肋骨の前斜角筋結節に停止します。
第2肋骨に停止するのは後斜角筋です。
4:○ 胸鎖乳突筋の後縁は、大鎖骨上窩(肩甲鎖骨三角)の前縁を形成します。
大鎖骨上窩は胸鎖乳突筋、肩甲舌骨筋の下腹、鎖骨に囲まれた領域です。
【ポイント】
「閉瞼は顔面神経、開瞼(上眼瞼挙筋)は動眼神経」と対比して覚えます。
咀嚼筋のうち外側翼突筋だけが開口に働く点も頻出です。