正答4
解説
正解は4です。
陰虚は、体を潤し冷やす働きをもつ陰液(津液や精血)が不足した状態です。
陰液が少なくなると、舌苔をつくる胃気と津液が不足するため、舌苔は少なくなるか消失します。
【選択肢別解説】
1:× 厚苔は、病邪が盛んであることや、病が裏に入っていることを示す舌苔です。
陰液が不足する陰虚の舌苔ではありません。
2:× 潤苔は、舌苔に適度な潤いがある状態や、水湿が多い状態を示します。
陰虚では舌は乾燥し、潤苔とはなりません。
3:× 膩苔は、細かい粒が密着して油っぽく見える舌苔で、湿濁・痰飲・食積を示します。
陰虚の舌苔ではありません。
4:○ 少苔は、舌苔が薄く少ない状態です。
陰虚では舌質が紅く、舌苔は少苔や無苔となり、ひどくなると舌の表面が鏡のようになる鏡面舌がみられます。
【ポイント】
陰虚の舌は「紅舌・少苔または無苔・乾燥・裂紋」と覚えます。
「膩苔=湿・痰」「厚苔=邪盛・裏証」「黄苔=熱」「白苔=寒・表証」とあわせて整理します。