正答2
解説
正解は2です。
決断を主る臓腑は胆です。
『素問』霊蘭秘典論では、胆は「中正の官、決断出づ」とされます。
胆と表裏関係にある臓は肝で、肝の生理作用を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 気を主るのは肝ではなく肺の生理作用です。
肺は呼吸を通して全身の気を主ります。
2:○ 血流量を調節するのは肝の生理作用です。
肝は血を蔵し、活動時には必要な部位に血を送り出し、安静時には血を肝に戻して全身の血流量を調節します。
3:× 全身の陽気を主るのは肝ではなく腎の生理作用です。
腎陽は全身の陽気の根本で、各臓腑を温めて働かせます。
4:× 水分代謝を調節するのは肝ではなく主に腎の生理作用です。
腎は水を主り、肺・脾とともに全身の水液代謝を調節します。
【ポイント】
表裏関係は「肝と胆、心と小腸、脾と胃、肺と大腸、腎と膀胱、心包と三焦」です。
肝の主な生理作用は「疏泄を主る・血を蔵す・筋を主る」と覚えます。