正答1
解説
正解は1です。
成長期のサッカー少年で、膝前下部(脛骨粗面)の運動時痛と腫脹がみられることから、オスグッド・シュラッター病と考えられます。
大腿四頭筋が膝蓋腱を介して成長途中の脛骨粗面を繰り返し牽引することで起こるので、原因となる筋は大腿四頭筋です。
【選択肢別解説】
1:○ 髀関は足の陽明胃経の経穴で、大腿前面、大腿直筋近位部と縫工筋、大腿筋膜張筋の間に取ります。
大腿四頭筋のうち大腿直筋に関わる経穴で、原因筋への治療穴として最も適切です。
2:× 箕門は足の太陰脾経の経穴で、大腿内側、縫工筋と長内転筋の間に取ります。
大腿四頭筋の上ではないので、原因筋への治療穴ではありません。
3:× 豊隆は足の陽明胃経の経穴で、下腿前外側、前脛骨筋の外縁、外果尖の上方8寸に取ります。
長指伸筋など下腿の筋の上にあり、大腿四頭筋ではありません。
4:× 三陰交は足の太陰脾経の経穴で、下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸に取ります。
ヒラメ筋や長指屈筋などの上にあり、大腿四頭筋ではありません。
【ポイント】
オスグッド・シュラッター病は脛骨粗面、ジャンパー膝は膝蓋腱、シンディング・ラーセン・ヨハンソン病は膝蓋骨下極と、痛む部位で区別します。
いずれも大腿四頭筋の牽引が原因なので、大腿前面の経穴(髀関、伏兎、梁丘など)を用います。