正答3
解説
正解は3です。
鍼通電装置は低周波の電流を発生させる電子機器で、周囲の強い高周波の電磁波の影響を受けると出力が不安定になります。
近くで使用してはならないのは、高周波の電磁波を出す治療器です。
【選択肢別解説】
1:× 超音波治療器は、音波(機械的振動)で深部を温めたり刺激したりする機器です。
高周波の電磁波を出さないので、近接使用の禁止の対象にはなりません。
2:× 紫外線治療器は、紫外線を照射して皮膚疾患の治療などに用いる機器です。
紫外線は光の一種で、鍼通電装置の回路に影響する高周波の電磁界を生じないため、対象にはなりません。
3:○ マイクロ波治療器は、高周波の強い電磁波を照射して深部を温める機器です。
近くで使うと鍼通電装置の出力が変動するおそれがあり、刺入した鍼が加熱されて熱傷を起こす危険もあるため、近接使用してはなりません。
4:× 赤外線治療器は、赤外線で体表を温める機器です。
赤外線は光の一種で、鍼通電装置の回路に影響する高周波の電磁界を生じないため、対象にはなりません。
【ポイント】
低周波治療器や鍼通電装置は、短波やマイクロ波などの高周波治療器と近接して使用しません。
心臓ペースメーカーなど体内植込み型の医療機器を使用している患者への鍼通電も禁忌です。