正答1
解説
正解は1です。
ポリモーダル受容器は、機械的・熱・化学的刺激のいずれにも反応するC線維の自由神経終末です。
興奮が神経の枝分かれ部で逆向きに伝わり、別の枝の末端から神経ペプチドが放出される現象を軸索反射と呼びます。
【選択肢別解説】
1:○ 軸索反射では、受容器の末端からサブスタンスPやCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が放出されます。
サブスタンスPは血管拡張や血管透過性の亢進を起こし、フレア(発赤)の原因となります。
2:× ヒスタミンは、主に肥満細胞から放出される物質です。
サブスタンスPの作用で肥満細胞から放出されることはありますが、受容器末端から放出されるものではありません。
3:× ブラジキニンは、組織が傷ついたときに血漿中のキニノーゲンから生成される発痛物質です。
受容器末端から放出されるものではありません。
4:× プロスタグランジンは、組織の細胞膜のアラキドン酸からシクロオキシゲナーゼの働きで生成され、痛みを強める物質です。
受容器末端から放出されるものではありません。
【ポイント】
受容器末端から放出されるのはサブスタンスPとCGRP、組織で生じて受容器を刺激するのはブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンなどです。
「受容器が出すもの」と「受容器が受けるもの」を区別して覚えます。