正答2
解説
正解は2です。
横隔膜の作用、神経支配、起始停止、通過する構造を問う問題です。
横隔膜は胸腔と腹腔を隔てるドーム状の筋で、最も重要な吸気筋です。
【選択肢別解説】
1:× 横隔膜は呼気筋ではなく吸気筋です。
収縮するとドームが下がり、胸腔が広がって空気が入ります。
2:○ 横隔膜は横隔神経に支配されます。
横隔神経は主に第3〜第5頸神経に由来する頸神経叢の枝です。
3:× 腱中心は起始ではなく停止です。
起始は胸骨部(剣状突起)、肋骨部(下位肋骨)、腰椎部(腰椎)です。
4:× 迷走神経は大動脈裂孔ではなく食道裂孔を食道とともに通ります。
大動脈裂孔を通るのは大動脈と胸管です。
【ポイント】
横隔膜の3つの孔は、大静脈孔(下大静脈)、食道裂孔(食道・迷走神経)、大動脈裂孔(大動脈・胸管)です。
頸髄の高位損傷で呼吸が障害されるのは、横隔神経が頸神経由来だからです。