正答1
解説
正解は1です。
募穴の位置と体幹のデルマトーム(皮膚分節)を対応させる問題です。
前胸腹部のデルマトームは、Th4がおよそ乳頭の高さ、Th6〜Th7が剣状突起付近、Th10が臍の高さです。
したがってTh7〜Th10は、剣状突起から臍までの上腹部にあたります。
【選択肢別解説】
1:○ 胃の募穴は中脘で、臍中央の上方4寸、前正中線上にあります。
剣状突起と臍の間に位置するため、Th7〜Th10の領域に入ります。
2:× 小腸の募穴は関元で、臍中央の下方3寸にあります。
臍より下のためTh11以下の領域であり、Th7〜Th10には入りません。
3:× 心包の募穴は膻中で、第4肋間の高さの前正中線上にあります。
およそTh4の領域にあたり、Th7〜Th10には入りません。
4:× 三焦の募穴は石門で、臍中央の下方2寸にあります。
臍より下のためTh10より尾側の領域になります。
【ポイント】
デルマトームの目印は「乳頭Th4・剣状突起Th6〜Th7・臍Th10・鼠径部L1」です。
募穴の位置をこの目印に当てはめれば、どの分節に入るかを判断できます。